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肩こりの肩には触れずに改善できる!?
2018.10.31 |
タグ:呼吸, 肩こり, 骨盤の歪み
肩こりの原因は肩ではない!?
仕事の形態の影響やスマートフォンなどの普及で近年では肩こりで悩んでいる方がどんどん
増えてきています。
それが原因で頭痛やめまい、吐き気、自律神経失調などカラダにに大きな影響を受けている方もスタジオにはいらっしゃっています。
あなたは普段肩こりを感じていますか?
感じているとしたら、どう対処していますか?
多くの方は、肩がしんどいから肩をもんだりストレッチしたりすることが多いかと思います。
もちろん、それをすることはその時のカラダへのストレスを和らげるためには有効です。
ただし、それをやった時は楽だけど、次の日にまた肩が凝ってしまうことはありませんか?
そんな方は、肩が凝っているのは結果であり、原因が別にある可能性があります!
だから、タイトルそのまま受け取ってください(笑)
当スタジオでは、肩以外の部分にアプローチして改善が見られた方が多くいらっしゃいますよ!
肩以外の原因とは?
私たちの身体は常に重力を受けています。重力に対してどんな姿勢になっているかで身体への負担も決まってくるのです。人間の身体は繋がっているので、原因は様々ですがここではよくある例をあげてみます。
肩以外の例その① 足裏や足首の機能低下によるもの
筋肉は筋膜という全身スーツのような膜に覆われていると言われています。
その筋膜には様々な繋がりがあり、どこかにひずみが生じると別の部分まで影響すると言われています。
繋がりの一つに、足裏から後頭部にかけてのラインがあり、足裏周りが機能しなくなることで、ラインを通して肩や首に負担がかかっているケースがあります。
その② 股関節の機能低下によるもの
デスクワークや車移動、電車移動で座る時間が長い方に多いです。背もたれにだらっともたれかかってみると、骨盤は後ろに倒れて、それに連動して自然と肩や首は前に出ていきます。
本来であれば股関節周りの筋肉が機能して骨盤を自然に立ててくれるおかげで背中や首が丸まってしまうのを防いでくれています。しかし、それが機能しなくなることで骨盤を安定させられず、上半身がグラグラで重力をもろに肩や首に受けてしまいコリに繋がっていきます。
その③ 呼吸機能低下によるもの
ストレス社会と言われている現代で、呼吸が浅い方がとても多いです。
呼吸のパターンには安静時呼吸と努力時呼吸があり、
普段無意識に行なっている呼吸は安静時の呼吸でメインに活躍するのは横隔膜という筋肉です。
努力時呼吸というのは、全力ダッシュした後の呼吸をイメージしてください。ゼエゼエと肩をあげて呼吸しますよね。この時には、横隔膜だけでなく、胸の筋肉や首、肩の筋肉、背中の筋肉を総動員して呼吸をしています。
これらの筋肉は横隔膜と比較してメインではないので、副呼吸筋と呼ばれています。
この副呼吸筋を安静時の呼吸でも使っている方がとても多いのです。特に首!
1日約22000回もの呼吸をしていますので、その呼吸で毎回ゼエゼエした時と同じ呼吸をしていたら、そりゃ肩はしんどくなるよねとなるわけです(笑)
そのほかにも色々な原因はありますが、ぜひ肩こりを感じていらっしゃる方には、そこと別の部分に目を向けていただきたいのです。
自分に合った改善方法を知ってください!
先ほどからあげているように、肩こりの原因は様々なので、人によって異なります。
これが肩こりに良いらしい!と聞いても、その人に合っているかどうかはわからないというのが正直な話です 苦笑
なぜなら、一人一人のライフスタイルが異なるから!
だからこそ、一人一人のお身体に合わせたエクササイズをご提供するために、当スタジオでは必ず姿勢のチェックを行います。
結果として不調が出ている部位だけにとらわれず、そうなっている原因を探します。
なので、肩こりだけど肩を触ることなく改善してしまう方が多いです(笑)
それは別の身体の部位が機能低下しているから、その機能をエクササイズで取り戻すだけ!
あなたの肩こりはどこから?
ご興味があればお気軽にお尋ねくださいね。