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運動会で活躍できる効果的なエクササイズ
2018.10.15 |
タグ:パフォーマンスアップ
スタビリティ(安定)とモビリティ(可動)関節とは?
10月がやって来ました。
この時期は、スポーツの秋ともいいますよね!
お子さんの運動会や市民体育祭、マラソン大会など体を動かすのには、最適な季節です!
でも『私運動苦手なの~』や『動きたいけど何したらわからない』といったお声をよく耳にします。
そこで今回は運動前などに行っておいた方が良いエクササイズをご紹介
いたします。
ですがその前に関節には大きく分けて2種類のタイプが有るのはご存知でしょうか?
一つ目は、スタビリティ関節(安定を重要な機能としている関節)主に膝、肘、肩甲骨、首です。
二つ目は、モビリティ関節(可動をメインの機能としている関節)主に足首、股関節、肩、です。
この二つの関節の正しい可動域が無く、安定性が低いと運動時の怪我につながってしまいます。
例えば
皆さん走っている時に膝が痛くなった経験はございませんか?
これは、足首と股関節が正しい動きをしていない可能性が高いです。
上記でもお伝えしたように足首と股関節はモビリティー(可動域)が必要なんです。
ですがその2つが動かないために膝が動きすぎて筋肉に負荷がかかり痛みを感じるのです。
なので今回は、怪我予防、下半身の安定性や可動域を引き出せる
エクササイズをご紹介いたします。
一つ目は、足首回しです。
このエクササイズは、筋肉の伸び縮みを利用し足首の可動域を出すと共にふくらはぎの筋肉を動かす事が出来ます。
そうなれば足関節のモビリティー関節(可動域)が作れるので歩く時や走る時など。
これからマラソンを始めようとされてる方や秋のウォーキングに参加を、お考えの方に最適です。
このエクササイズのポイントは、ゆっくり大きく回すことです。
足首まわりの筋肉やスネの筋肉やふくらはぎの筋肉が動く事により柔軟な足首になります。
『ランニングの終盤足が疲れる』や『足がすぐにツル』方は是非行ってください。
二つ目は、股関節を動かします。
『骨盤ターン』を行います。
このエクササイズは、股関節周りの筋肉が柔らかくなり柔軟性が向上します。
股関節は、モビリティー関節(可動域)が大切です。
ここが正しく動かないために隣の関節である膝に負担がかかり痛くなってしまうのです。
身体が固く前屈や開脚がうまく出来ない方に最適です。
股関節には、様々な筋肉が有ります。その筋肉の滑らかな動きを引き出していく事で、
正しい筋力発揮が行えます。
このエクササイズのポイントは、股関節が円を描くように回るかをイメージして行います。
開脚や長座が苦手な方やストレッチを行っても上手くいかない方は是非行ってみてください。
またゴルフやテニスなどスイング競技をされている方は股関節が安定するので、インパクト時に力がスムーズに伝わりますよ!
三つ目は、お尻のトレーニングです。
『クラムシェル』を行います。
このエクササイズは、お尻の筋力UPが出来ます。
特に一番この時に大切になる筋肉は、中臀筋です
この
筋肉の力発揮により膝が安定します。
また股関節はモビリティ関節(可動域)とスタビリティ関節(安定)の両方
兼ね備えてる関節でもありモスタビリティ関節と言います。
なので筋力での安定性や可動域が必要なのです。
このエクササイズのポイントは、
股関節をゆっくり開けることです。
身体の捻りや勢いを使ってしまうと効果が薄れてしまうので気を付けて行いましょう。
お尻の筋肉は身体で一番大きな筋肉です。その筋肉を正しく使ってあげることが大切です。
どうでしたか皆さん少しずつ動いてみたくなったのではないでしょうか?
これらのエクササイズをやると下半身の関節の可動域や安定性が上がります。
そうすることでスムーズな足の運びで走れ身体の安定性も上がり、怪我をしない身体になります。
是非過ごしやすいこの季節に取り組んでみてください。