Be-Styleでは背骨と呼吸をとても大事にトレーニングを提供しています。
背骨はまずみなさんの姿勢を支える大事な役割を担っています。
それ以外にも、身体を倒したり曲げたり、ひねったりと運動の中心になる、
脊髄や神経の保護という大事なお仕事をしています。
私たちが生きていく上でも、見た目にも、機能的にも良い状態を
キープする上でとても重要な背骨を生かすも殺すもみなさん次第です(笑)
さて、みなさんの背骨はしっかり動いているでしょうか?
よりイキイキ過ごしていくために、
背骨周りの筋肉からしっかり整えて動かしておきませんか?
猫背が気になって・・・
反り腰が気になって・・・というきっかけでスタジオに足を運んでくださる方が多いですが、
最近密かに増えているのが、背骨がどストレートになっている姿勢の方です。
右端ですね!
どストレートとはどういうことかというと、背骨のS字湾曲が少なくなってしまった状態です。首から腰にかけて背骨をさすった時に、ストンとまっすぐになってしまっています。
背中が丸くなったり、腰が反っていると目で見てわかりやすいのですが、ストレートは一見姿勢が崩れているようには見えません。
ただ、ストレートの方で肩こりや腰痛、冷えや疲れやすさ、スタイルの崩れにお悩みの方って結構多いんですよー
本来持っている生理的なS字湾曲が少なくなると、重力を支えるクッションがなくなるので、もろに背骨が重力を受けてしまうんです。
そのせいで背骨はずっと緊張しっぱなしで身体への負担は大きくなります。
背骨が持っている本来のラインが崩れることでデコルテラインや背中のライン、ウエストライン、ヒップラインといった気になる部位にも影響があります。
人間の背骨は頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙骨、尾骨が上から順に重なり、
頚椎は前弯、胸椎は後弯、腰椎は前弯、することで生理的なS字湾曲がなされています。
(左側が前側=胸側です)
それぞれの骨に必要な前弯や後弯が減ってしまった状態がストレートです。
また、頚椎がストレートや後弯、胸椎の後弯が強いほど背中は丸く見えますし、
腰椎の前弯が強いほど腰は反って見えます。
この湾曲が少なすぎても、大きすぎても身体への負担は大きいということですね。
キャットのポーズ
四つ這いになり背中を丸めた時に、背中の真ん中に頂点ができるように丸めることができるかチェック!
丸めにくい方はポールに乗って背骨を整えてからもう一度やってみましょう。
真ん中から上が丸めにくい方は重心を少し前に、腰が丸めにくい方は重心を少し後ろにしてやってみてください。
最大限丸まったポジションから深い呼吸を3回ほど行いましょう。
吸った時に背中側に空気が入り、吐いた時に肋骨がスーッと内側による感覚です。
最初は丸めにくくてもやっていくうちに少しずつ丸みが出るようになります。
丸めたら反らせるのもやってみましょう。
エクササイズ後は呼吸が入りやすくなったり、背中がすっと伸びる感覚が味わえます。
本来持っている背骨の動きやラインを引き出し、見た目も中身も美しい姿勢をキープしていきましょう!