当スタジオのトレーニングをご体験いただく方の多くが、
姿勢の歪みを改善したいとおっしゃられます。
自分で何か左右差や違和感を感じて、
またはどこかで〇〇が歪んでるねーなんて言われたりして、
よくあるのが『骨盤が歪んでるといわれて・・・』
と耳にしますが、実際に骨盤自体は歪まないといわれています(笑)
骨盤周りの筋肉のアンバランスで骨が偏った方向に引っ張られていくわけですね。
歪みといっても人それぞれでさまざまです。
まずは自分の身体でどこにアンバランスを感じるのかが大切ですね。
ずばり現状把握です。
当スタジオではトレーニング前に必ず姿勢のチェックがあり、
筋肉のバランスを確認しています。
「歪んでいる」と言われた方の中でも、実際に姿勢のチェックをしてもらったことはありますか?
とお伺いすると「無い」と答えられる方が多いです。
世の中には色んな身体にとって良いエクササイズがありますが、自分の身体にとってマッチしていれば
効果はありますが、そうでなければ変化を感じられない可能性もあります。
例えば、左右どちらかの肩が上がっているというパターン。
実際に肩が上がっているだけならば、
肩まわりにアプローチをして変化を感じていただける可能性は高いですが、
実際は骨盤が傾いてい肩があがっているように見えた場合、肩ばかりアプローチしても変化が出ないことがあるというわけです。
だからこそ、まずは自分の姿勢の状態をチェックし、どの筋肉が頑張り過ぎていて、
どの筋肉がサボってしまっているかを見定め、筋肉により骨格が歪まされている原因となる部分を探します。
その上でどんなエクササイズが必要かを決定していきます。
その方の身体次第で実施する内容は変わるというわけですね。
まずは知ることからが改善の一歩目です!
当スタジオでは、使い過ぎている筋肉をリセットし、使えていない筋肉に刺激を入れることによって
筋バランスを整え、姿勢の改善を目指しています。
骨自体にアプローチするのではなく、使い方が偏ってしまい、アンバランスになった筋肉を整えるわけです。
アンバランスってどんな状態?
例えば、長時間デスクワークをしているとき、股関節は曲がりっぱなしです。
そうなると、股関節を曲げる筋肉はずっと縮んだ状態、逆に伸ばす筋肉はずっと伸ばされた状態。
これでは筋肉が伸び縮みできず、血流やリンパの流れが滞り弾力が失われてしまいその状態を記憶してしまいます。
そのアンバランスが定着し、姿勢の崩れにつながるわけですね。
まずはアンバランスになってしまった筋肉を動かすことで整え、
整った状態が長続きするために使えていない筋肉をトレーニング!
←すぐ戻っちゃう方はここが重要!
どちらにしても筋肉を動かす、まさにトレーニングすることで姿勢の崩れにアプローチをしています。
歪んでいると聞くと何かマイナスなイメージでとらえられることが多いのではないでしょうか?
今回も歪みを悪者のようなニュアンスで書いてきた風に捉えられるかもしれませんが、
一概にそうではありません。
特に、スポーツ場面においては種目によって特定の筋肉の使い方をします。
積み上げられてきたその種目に合った姿勢を無理に正してしまうことでパフォーマンスダウンにつながってしまう可能性もあるのです。
そして歪みも別の部分の崩れを正しく戻すためにそうなっている場合もあります。
だからこそ、まず自分の姿勢が今どんな状態なのか?エクササイズによってどう変化したか?
そこから自分に必要な改善方法を選んでいただきたいです。
自分の状態や自分にあった改善方法を知りたい場合はお気軽にお問い合わせくださいね。