
「ストレートネックってどうやって治すの?」
「放置しておいたらよくないの?」
このような疑問はありませんか?
ストレートネックは別名スマホ首と言われ、首の形がストレート(まっすぐ)の状態になっていることをいいます。首の骨は本来は弓のように軽く前弯(前方に弯曲した形)しています。
スマホやパソコンを見る際に、姿勢が崩れることを繰り返ししていくことで、徐々にカーブが失われまっすぐになっていきます。
当記事では、ストレートネックの危険性と根本的に改善していく方法をお伝えします。
ストレートネックが進行していくと、首こりや肩こりだけではなく、首の血管や神経が圧迫され、しびれの症状などが現れます。
重症化した場合の症状について詳しく解説します。
ストレートネックが重症化した場合、以下のような症状が現れます。
1.手・腕の痺れ(頚椎ヘルニア)
2.めまい・耳鳴り
3.頭痛・倦怠感
4.自律神経の乱れ
首の神経が圧迫されることにより、手や腕にしびれや痛みを感じることがあります。
また、症状が長引く場合は、頚椎椎間板ヘルニアを発症している可能性もあります。
頚椎椎間板ヘルニアは、首の骨の間にある「椎間板」が飛び出て、神経を圧迫している状態です。
「首の痛みの後に、しびれを伴うようになった」という場合は注意が必要です。
首・肩の緊張や首の歪みにより神経が圧迫されることにより、めまいや耳鳴りの症状が現れることがあります。
ストレートネックの状態では首や肩の筋肉が硬くなりやすく血液の流れも悪くなるとともに、脳へ届く酸素の量も低下します。また、首の骨の歪みにより内耳につながる神経が圧迫されます。
それらの結果、めまい・耳鳴りを引き起こします。
首の筋肉が緊張することにより、頭痛や倦怠感を引き起こすことがあります。
首や肩の筋肉が緊張すると、血管が圧迫され、脳への血行が減少します。その結果、緊張型頭痛や片頭痛のリスクが高くなります。
また、首の筋肉が緊張し、血行が悪くなることで脳へ十分な酸素が供給されず、慢性的な疲労感を感じます。回復機能も低下し、全身の倦怠感につながります。
首の歪みが自律神経の乱れにも影響を及ぼします。
ストレートネックになると首が圧迫され、首の付け根や後頭部の奥にある脳幹と呼ばれる自律神経の中枢に負担がかかります。これが自律神経が乱れる原因になります。
自律神経が乱れることで、不眠・便秘・冷え・免疫力低下などの症状だけではなく、めまい・耳鳴り・頭痛にもつながります。
ストレートネックになる原因として、日常生活の姿勢が大きく関わっています。
ストレートネックになる3つの原因について解説します。
・原因①下を向くことが多い
・原因②寝るときの枕が高い
・原因③反り腰・猫背
日常生活で「下を向く」という動作が多いという方は、それがストレートネックの原因になります。
スマホ・パソコン動作だけではなく、家事の中でも下を向く機会は多くなります。
下を向く動作をすると、
1.頚椎の前弯が少なくなっていく
2.頭が前にいくことで首にかかる負担が大きくなる
3.首の筋肉が緊張して硬くなる
4.本来あった首のカーブがなくなっていく
という流れでストレートネックにつながります。
高すぎる枕や低すぎる枕は、首の自然なカーブを崩すことにつながり、ストレートネックの原因になります。頭を支えつつ、首のカーブを保ってくれる枕が理想的です。
「色々試して見たけど、なかなか合う枕が見つからない」という方には、タオルで作る枕がオススメです。
タオル枕の作り方について解説している動画があるので参考にしてください。
反り腰では、以下の写真(右側)のように頭を前に出すことによってバランスをとります。
その結果、猫背姿勢になりストレートネックの原因にもなります。
この状態では、頭だけ後ろに引くだけでは改善することができません。反り腰を改善することが猫背を改善し、ストレートネックを改善していくことにもつながります。
詳しく解説した記事があるので、参考にしてください。
猫背チェック方法3選!自分でできるチェック方法とたった3つの改善方法
ストレートネックの状態をご自身でチェックする方法をお伝えします。
以下の2つの方法を紹介します。
・仰向けの姿勢でチェックする方法
・壁を使ってチェックする方法
枕など頭の下に何も入れないで、仰向けで寝てみましょう。
その際に、あごが上がったり、首に違和感や痛みがでたりした場合はストレートネックの疑いがあります。
あごが上がる方は、腰の浮き具合もチェックしてみてください。
腰の下に手を入れて、手の平が何枚入るか確認し、手の平1枚以上入るという方は反り腰が原因の可能性があります。
壁にかかと、お尻、背中をつけて、この状態で後頭部を壁につけます。
その際に、後頭部をつけることができない、後頭部をつけると首や背中に違和感や痛みが出る場合はストレートネックの疑いがあります。
2つのチェック方法で「ストレートネックの疑いがある」という方は、次の項目でお伝えする根本的な改善方法を実践してみてください。
ストレートネックを根本的に改善するためには、首だけではなく、背骨と骨盤を整えていくことが必要になります。
ストレートネックの根本的な改善方法を3つ紹介します。
先程のチェックで「反り腰の可能性がある」という方にオススメのエクササイズです。
<骨盤アップダウン>
緊張した背骨周りの筋肉を緩めます。
あごが上がらないように自然な呼吸で行います。
先程のチェックで「あごが上がる」という方にオススメのエクササイズです。
<キャット>
頭から骨盤にかけて動かすということがポイントです。
反って丸めて両方の動きが出ることで、正しい背骨の位置を学習することができます。
正しい姿勢を維持するためには、インナーユニットの活性化が必要です。
インナーユニットとはコアの深部にある筋肉の総称です。
このユニットがしっかり機能することで体幹が安定し、正しい姿勢が維持できます。
インナーユニットの活性化するためのエクササイズを紹介します。
<呼吸のトレーニング>
普段している呼吸を見直してみましょう。
動画の中でインナーユニットについても説明しています。
「ストレートネックを改善したい」という方からよくある質問について解説します。
1.ストレートネックの重症度はどうやってチェックするのですか?
2.ストレートネックにはどんな枕がいいですか?
3.ストレートネックにならないスマホの見方は?
ストレートネックの重症度は症状の程度や日常生活への影響度で確認できます。
軽度であれば日常生活にほとんど影響がないこともありますが、重症になると仕事や家事など様々な活動に支障が出てくる可能性があります。
重症度の確認方法は以下の3つの観点が判断材料になります。
1.痛みの強さ:首や肩の痛みやこりの程度を確認する
2.運動能力や可動域の制限:首の動きが制限されているかどうかを確認する
3.神経症状の有無:手や腕に痺れや痛みなどの神経症状があるかどうかを確認する
腕や手の痺れがある場合は、重症度が高いので、自己判断で放置せず、専門医の診断を受けることをオススメします。
ストレートネックの方は高すぎる枕・低すぎる枕どちらも首に負担がかかってしまいます。
枕選びのポイントは、首が反りすぎたり持ち上がりすぎたりしないことです。
前述の項目でタオル枕について紹介しましたが、高さの調整をすることがとても大切です。
適切な高さになっているか以下の3点をチェックしましょう。
・仰向け寝になった際に目線は真上を向いている
・喉に圧迫感がなく、自然な呼吸ができる
・肩甲骨・肩が敷布団に触れている
それ以外に柔らかいフワフワのタオルは、すぐ形が崩れてしまう可能性もあるので、タオル選びも大切な要素になってきます。
スマホを見るとき、以下の写真の姿のようになっていませんか?
このような姿勢では、頚椎(首の骨)にかかる負担が大きくなり、本来あるカーブがなくなりストレートネック につながります。
そうならないために、
・画面を目線の高さにもってくる
・脇をしめて持つ
ことで、首にかかる負担を減らすことにつながります。
「スマホを持っている腕がしんどい」という方は、スマホスタンドを活用することもオススメです。
今回の記事では、ストレートネックの危険性と根本的に改善する方法について詳しく解説してきました。
ストレートネックは放置しておくことで、首こりや肩こりだけではなく、首の血管や神経が圧迫され、しびれの症状などが現れます。そうならないために早めの対策が大切です。
改善方法として、首を整えるだけでは根本的な解決にならないので、土台である背骨と骨盤も見直していくことが大切です。
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