暑くてついつい冷たい食べ物や飲み物に手を出してしまいがちな季節、それ自体は悪いことではありませんが、そればかりに偏ってしまうと内臓が冷えて代謝が落ちてしまいます。よく、痩せるために筋肉をつけましょうと聞きますが、実は、筋肉の代謝は内臓の代謝よりも少ないのです。
夏に太りやすい方は、内臓を冷やしてしまって代謝が落ちている可能性が高いです。
それに加えて、姿勢の面からも内臓の活動に大きく影響しているポイントがあります。
これに当てはまってしまうとより代謝が落ちやすくなってしまったり、ぽっこりお腹につながることもあります。
今回は夏太り対策のポイントやエクササイズをご紹介していきます!
冷たい飲み物や食べ物に加えて、内臓の動きを落としやすい姿勢が「反り腰」です。
反り腰になってしまうと、内臓が本来の位置より下がってしまいます。(内臓下垂)その結果、内臓の動きが落ちたり、ぽっこりお腹につながるのです。
先ほどの反り腰で内臓下垂が起こってしまうことで、内臓にとって大切な2つの筋肉の働きが落ちてしまいます。それが、横隔膜と骨盤底筋群です。
横隔膜は呼吸する際に主に働く筋肉で、正しく伸び縮みすることで腸の蠕動(ぜんどう)運動をサポートしています。
横隔膜は内臓の上にドームのようについており、呼吸することでドームが上がったり下がったりします。反り腰になってしまうことで、横隔膜の伸び縮みがうまくいかない。その結果、内臓の動きをサポートすることができなくなってしまうのです。
そして、内臓を下から支えてくれている筋肉が骨盤底筋群です。
この筋肉が内臓の位置を下げないようにキープする役割を果たしており、下腹部がぽっこり出てしまうことも防いでくれています。
この2つの筋肉が正しく動けるように身体を整えることが内臓を元気にさせるために重要になります。
先ほどの横隔膜と骨盤底筋群は、深い呼吸により活性化する筋肉です。ただし、反り腰になってしまうことでこの2つの筋肉の動きを妨げる筋肉が出てきます。それが広背筋と大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)です。
まずこの2つの筋肉を整えましょう。
広背筋を整えるエクササイズ
大腿四頭筋を整えるエクササイズ
2つの筋肉を整えた上で、横隔膜と骨盤底筋群が活性化する姿勢を取り戻すエクササイズです。
正しいポジションで深く呼吸しましょう。
ぜひ実践いただき、夏太りやぽっこりお腹を撃退していきましょう!
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