薄着の季節、肩や鎖骨周りをスッキリ見せたい季節ですね。そんな中、服を着たときに肩まわりが以前よりもたくましくなっている!?昨年着ていた服を着たら肩まわりが苦しい。。とお悩みの方がいらっしゃいました。
このお悩みには「猫背、巻き肩」の姿勢が大きく関わっています。猫背、巻き肩の姿勢が習慣化してしまうと、肩の上側の筋肉に負担がかかりやすく、結果筋肉が張りっぱなしになってたくましく見えてしまうんです。
今回はその原因や対策エクササイズをご紹介していきます。
猫背、巻き肩になってしまうことで肩甲骨の位置が理想的な位置よりもズレてしまいます。
結果、使いすぎの筋肉、使えなくなってしまう筋肉に偏りが出て、デコルテ周りがたくましくなっていきます。
猫背、巻き肩になってしまうことで、肩甲骨は本来の位置よりも「前傾」というポジションに偏ります。
横から見ると肩甲骨は前、上、斜め上方向に引っ張られた状態になります。
この時に使いすぎてしまっている筋肉は、
①小胸筋(胸の奥にある筋肉)
②肩甲挙筋
③前鋸筋の上部(斜め上に向いている部分)
この3つの筋肉は整えてほしい筋肉になります。
反対に肩甲骨が「前傾」しているのを元の位置に戻す(前傾の反対で後傾と言います)筋肉は
①上腕三頭筋(二の腕)
②僧帽筋の下部
この2つはしっかり刺激を入れて使えるようになってほしい筋肉です。
やるべき対策は、肩甲骨を「前傾」させる筋肉を整えて、「後傾」させる筋肉を使えるようにすることです。
まずは肩甲骨整えるエクササイズのご紹介です。
ストレッチポールがあるとより肩甲骨を正しい位置に整えやすくなります。
整えた後は、使えなくなってしまっている筋肉に刺激を入れていきましょう。
肩甲骨を正しい位置に戻して、スッキリとした肩周りを手に入れてくださいね!