梅雨のシーズンは身体が重い、だるい、疲れが取れないと感じる方がいらっしゃいます。これには自律神経が大きく関わっています。気候の変化もストレスの1つとして自律神経のバランスを崩す要因になります。
ただし、これだけが原因ではなく、人それぞれにある様々なストレスが自律神経に影響を与えています。
その中の一つに「姿勢」も大きく関わってきます。
姿勢を整えることが自律神経を整えることになり、梅雨によるバランスの乱れを軽減してくれる期待が持てるんです。
今回は梅雨のだるさを感じやすい姿勢の特徴や対策についてお伝えしていきます。
梅雨の時期の温度や湿度、気圧の変化によるストレスは、自律神経に影響を与えています。
自律神経には交感神経と副交感神経の二つのバランスによって成り立っています。
朝起きてから活動する際には交感神経のスイッチが入り、夜休む時間になるにつれて副交感神経のスイッチが入るのが理想的です。しかし、ストレスの影響でこのスイッチの切り替えがうまくいかなくなってしまいます。結果、仕事など頑張りたい時に活動スイッチが入らず、だるさなどを感じたり、夜にはお休みスイッチが入らず、寝付けにくい、疲れが取れないという状況を引き起こしてしまいます。
それに加えて、姿勢の崩れが自律神経に影響を与えてしまうと、より不調を感じやすくなってしまいます。
その代表的な姿勢が反り腰です。
反り腰になってしまうことで肋骨が固くなり、呼吸は浅くなります。
呼吸は自律神経と大きく関わっており、息を吸うときは交感神経、吐くときは副交感神経のスイッチが入るようになっています。反り腰で呼吸が浅くなると、この切り替えがより難しくなってしまうため、梅雨のシーズンはなおさら不調を感じやすくなるのです。
さらに、反り腰により頭が前に出やすくなることで、首の後ろ側にも負担がかかります。
首の後ろには神経が通っているので、そこが圧迫されることが頭痛やめまいを引き起こす要因にもなります。
まず、息を自然に吐いたところから鼻をつまんで息を止めます。そこから自然に息が吸いたくなるまでの時間を計りましょう。20秒経過する前に息を吸いたくなった場合は、呼吸が浅い可能性が高いです。理想は40秒と言われています。
姿勢改善という観点から梅雨のだるさを対策、改善していくためには、呼吸を整えることが必須です。深い呼吸を作るために、肋骨の柔らかさを出すエクササイズがオススメです。
肋骨の柔らかさを出してから、深い呼吸で腹圧を高めていきます。
深い呼吸づくりで、今年の梅雨も乗り切っていきましょう。
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