今流行りの体幹トレーニング(コアトレーニングとも呼ばれていたりもします)、最近ではピラティスという言葉も世間に浸透し始めている感じがしています。
「姿勢を良くするために体幹を鍛えましょう」といううたい文句もよく見かけるようになりました。
皆さんは体幹トレーニングに取り組まれていますか?そして効果を実感されていますか?
当スタジオでは、実際に体幹トレーニングをされていたり、オンラインで受けられている方も体験にこられます。
その中でチラホラ聞くのが「やってはみたけど効果を実感しにくかった」「お腹よりも腰や肩、首がしんどくなった」というお声です。
もしこれを読んでくださっているあなたもそれに当てはまるならば、体幹トレーニングを改めて知っていただき、
効果を感じるきっかけにしていただけたら幸いです。
体幹には広義の体幹と狭義の体幹があります。
広義の体幹は、身体から頭、手脚を除いた胴体の部分と言われています。
次に狭義の体幹とは、お腹の深層にある筋肉である横隔膜、腹横筋、骨盤底筋群、多裂筋を指します。
これらはインナーユニットと呼ばれ、腰椎(腰の骨)を安定させるためにお互いが働きあって腹圧を高める働きをしています。
腹圧が高まることで、私たちの姿勢を支える背骨が安定します。さらに、肩甲骨や股関節の動きを良くし、負担のない効率の良い動きを獲得することができます。
先ほど述べたインナーユニットを活性化させるための重要な要素は「呼吸」です。
これを見直さずして体幹トレーニングを頑張っても、成功に繋がらないケースが現場でとても多いのです。
では、正しい呼吸獲得するためのポイントは?
それは、胸郭と骨盤の位置関係がポイントになります。
上の画像にある鳥かごのような形の部分が胸郭(背骨を含む)、下にあるハート形のような骨が骨盤です。
この二つが平行に位置していることで正しい呼吸が可能となり、体幹が活性化されます。
しかし、現代人に多い猫背&反り腰姿勢になってしまうと、胸郭と骨盤はズレて平行に並ばないので、呼吸が正しくできません。
結果、腹圧が高まらず、体幹トレーニングを頑張っても効果を感じにくかったり、お腹周り以外が辛くなってしまうのです。
正しい呼吸を獲得するためには、胸郭と骨盤を正しい位置に整えることが大切です。
現代人の猫背&反り腰姿勢では、骨盤は前に突き出し、胸郭(背骨)は反ったような位置にズレてしまいます。
このズレをまず整えていきましょう。
骨盤のズレを整えるエクササイズ
胸郭(背骨)の反りすぎを整えるエクササイズ
腹圧を高めるエクササイズ
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