「冬になるとお腹の調子が思わしくない」という方、
便秘もお腹のとある筋肉のコンディショニングで解消できる
ということはご存知でしょうか?
便秘にお困りの方はぜひご覧ください。
便秘になる原因は色々ありますが、
みなさんはどのようなことが思い浮かびますか?
「水分があまり取れていない」
「野菜が苦手で食物繊維が不足している」
など思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
これらももちろん大事なのですが、
それでも改善しない、という方には、
”お腹の筋肉”にぜひ注目して頂きたいのです。
便秘になった時に、便がたまる場所を想像してみてください。
言うまでもなく、お腹(大腸)ですよね。
お腹の筋肉がうまく働いていない状態だと、
内臓を正しい位置に保つことができず、
人間は立って生活するので、下へさがってきてしまいます。
すると、腸も圧迫され、うまく便を排出することができなくなってしまい、
便秘になりやすくなってしまいます。
そこで、内臓を正しい位置に戻すために大事な筋肉が、
お腹の中の方の筋肉”インナーユニット”の一つ、
”骨盤底筋”です。
骨盤底筋は内臓の下に位置する筋肉なので、
うまく働いてくれると上へ戻してくれます。
さらに、骨盤底筋の弾力が取り戻される(緊張もせず、
たるみもしていない状態)と、腸の出口の柔軟性が高まるので、
力まなくても排便しやすくなるのです。
お腹の筋肉”インナーユニット”の働きを取り戻すための
エクササイズを2つご紹介します。
腸骨リンパ流し
お腹の筋肉の柔らかさを取り戻して、
筋肉が働くようにしていきます。
ショルダーブリッジ(フロッグ)
足を開くことで、お尻と内ももの筋肉に刺激が入り、
連動して骨盤底筋を働かせてくれます。
呼吸のトレーニングも行い、インナーユニット全体を働かせることも大切です。
便秘の日に対処するだけではなく、継続して取り組み、
便秘になりにくい身体づくりを行っていきましょう。