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肩の盛り上がりをなくすには前鋸筋(ぜんきょきん)を緩めよう

「なんだか首が短く見える」

「肩をマッサージしても変化がない」

という方々は、もしかするとある部分が固まって、動きにくくなっているからかもしれません。

この部分がぽこっと盛り上がってしまい、スッキリとした首筋に見えなくなってしまいます。 

今回は、肩のラインをスッキリさせるために必要なことをお伝えしていきます。

肩が盛り上がってしまう3つの原因

肩が盛り上がってしまうのは、主に以下の3つの理由があげられます。

  1. 猫背や巻き肩など姿勢の崩れ
  2. 肩甲骨周りが固まって起こる肩こり
  3. 運動不足による消費カロリーの低下や代謝の衰え

年齢とともに筋肉は硬くなりやすいのですが、肩甲骨まわりを動かさないでいると、どんどん肩の筋肉はコリ固まってしまいます。

コリがあると血流やリンパの流れが滞り、老廃物が排出されにくくなるので、脂肪もつきやすくなります。

また、肩をマッサージしても、なかなか改善されない、という方は前鋸筋という筋肉が固まってしまって、使えていない可能性があります!

肩の盛り上がりを解消するために重要な前鋸筋の役割

前鋸筋は、肋骨から肩甲骨に付いています。

下の写真のように肩甲骨を外に開いたり(外転)、上へもち上げる(上方回旋)作用があります。

肩甲骨が開く(外転)

上へ上がる(上方回旋)

つまり、この筋肉が固まってしまうと、肩をすくめるような姿勢になってしまうというわけですね。

前鋸筋をしっかりと緩め、使えるようにしてあげるだけで、肩の上の筋肉への負担は減ります!

肩の盛り上がりをなくす!前鋸筋を緩めるエクササイズ

ここからは、前鋸筋を緩めるリセットとエクササイズをご紹介します!

前鋸筋のリセット

フォームローラーを脇の下に当て、ゆっくりと前後に動かしていきます。

痛みが強い方は、無理のない範囲で行いましょう!

次は、前鋸筋を使う3つのエクササイズをご紹介します!

①リバースプッシュアップ

  1. 手を肩幅かそれより少し狭くついて、胸を張る
  2. 脇をしめたまま肘を曲げる
  3. 上半身を一直線のまま動かす

できる回数からでよいので、正しいフォームで行うことを意識してみましょう!

②ディップス

  1. 椅子や段差などに手をついて、身体を浮かせる
  2. 体を浮かせた状態から、肘を曲げ伸ばしする

しっかりと肘を最後まで伸ばしきることがポイントです。
疲れたら、足を使って身体を持ち上げても問題ありません。

③キックバック

  1. ペットボトルやダンベルを持ち、身体を前傾姿勢にして一直線に保つ
  2. 脇をしっかりしめて、肘を伸ばしきる

3つのエクササイズをやると、肩の盛り上がりが改善するだけでなく、二の腕がかなり締まりますよ!
実際の動きは動画でも解説しているため、参考にしてみてくださいね。

前鋸筋をゆるめて肩の盛り上がりをなくそう

前鋸筋のエクササイズを試して、肩の盛り上がりをなくしましょう!

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