突然ですが、皆さんはお尻(大臀筋)や裏もも(ハムストリングス)の筋肉がどのタイミングで使われているかご存知でしょうか?
「そんなこと考えたこともない…」と思う方がほとんどだと思います。
しかし、そこを理解した上でトレーニングを行うことで、より皆さんの運動機能の改善や、健康維持に繋がります!
例えば、歩く動作で考えてみましょう。
一般的に、お尻の筋肉は足を真後ろに蹴り出すように動かす動作(股関節の伸展)、裏ももは膝を曲げる動作(膝関節の屈曲)にメインで使われます。
実際に足を後ろへ蹴り出してみると、使っている感覚が分かりやすいかと思います。
しかし、実際に歩くときにそこまで足を後ろへ蹴り出して歩く方はほとんどいないと思います。(あくまでも日常生活での歩く動作において。)
実は、歩くときにお尻や裏ももの筋肉がしっかり使われている瞬間というのは、足を着く瞬間から、着いた足を軸にして片足立ちになるまでの間ということがわかっています。
片足立ちの状態はまた違う筋肉が身体を支えています。また、そこから蹴り出す動作では、歩く際には背中の筋肉(脊柱起立筋)やふくらはぎの筋肉(腓腹筋)がメインになっているのです。
ということは、先ほど説明したお尻、裏ももの筋肉が1番使われているタイミングをトレーニングに応用すると、股関節が曲がった状態かつ、お尻、裏ももが伸びた状態で負荷がかかるトレーニングを行うというのが最適だということがわかります。
ではその条件をクリアしているトレーニングメニューとは?…スクワット、ブルガリアンスクワット、ルーマニアンデッドリフトなどとなるわけです。
詳しくはコチラの動画をご覧ください!↓↓↓
スクワット
ルーマニアンデッドリフト
しっかりと筋肉の動きを理解した上で、最適なトレーニングをチョイスしましょう!!