こんにちは。姿勢改善専門スタジオBe-Styleの鎌戸です。
日々のレッスンでお客様のお悩みや不調などに寄り添っていく中で、女性ならではのお悩みに対するお話を伺うことがあります。
あなたのからだの調子はいかがでしょうか?
女性には月経と閉経があり、からだの仕組みも男性とは異なります。
女性の特徴をよく理解して、からだを整えていくことが大切です。
私自身、生理痛が重く薬に頼ることも多かったのですが、骨盤を整えることで改善しました。
しかし、座り時間が長く骨盤の動きが悪いときは不調につながることもあり、カラダを整える大切さを実感しました。
【月経(生理)がらみの不調について】
「生理が近づくと腰が痛くなる」「生理中は何もやる気が起こらない」「生理前はイライラしやすい」ということはありませんか?
生理中、生理前後の不調と姿勢って関係あるの?と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
骨盤は女性の場合、月経周期と連動して骨盤が開閉を繰り返しています。排卵後から月経に向けて開いていき、月経時に最も開きます。そして、月経後から排卵に向けて閉じていきます。
また、排卵と月経は女性ホルモンのバランスの変化によって起こります。
脳から「ホルモンをだすように」と指令がでるのですが、このときに骨盤の変化がでにくい(骨盤の歪みがある)状態では、子宮がうまく働かないために、思うように血液が排出されません。
だからこそ、自分のからだの状態を知り、骨盤周りを整えていくことが大切です。
あなたの骨盤は大丈夫?
骨盤の歪みをチェックしてみましょう!!
① 脚の長さを確認
・両脚を伸ばして座ってください。
・後ろに手をついて、脱力した状態で脚の長さに左右差が無いか確認してみてください。
② 腰のスキマで確認
・床に仰向けの姿勢で寝ます。
・腰のスキマに手を入れます。手のひら何枚分あるか確認します。
(手の平1枚分がベスト、それ以上あれば腰が反っている=骨盤前傾の可能性)
簡単にできる骨盤の歪み改善エクササイズを1つ紹介します。
骨盤周りの筋肉の緊張をとって、骨盤の位置を整える方法です。
① 仰向けに寝て、膝を立てる。両手で両膝を抱え、持ち上げる。
両膝を揃えたまま胸の方に小さく引き寄せ、戻す。
② 膝の位置を変えて、数回繰り返す。左右交互に数回繰り返す。
終わった後に、腰の下に手の平が何枚分入るかもう一度確認してみてください。
寝起きや寝る前などに実践してみてください。