近年のフィットネスブーム、さらに新型コロナウイルスの影響で、以前よりも運動不足に陥りやすくなり、より身体を動かそうという健康意識が高まりつつあります!
そんな中で、「筋肉量を増やして基礎代謝を上げましょう!」というワードをよく耳にします。確かに、ガンガントレーニングをして、筋肉量が増えると、「基礎代謝」が上がります。その結果、太りにくく痩せやすい身体になるかもしれません。
実際に、筋肉をつければ基礎代謝は上がります。
しかし、基礎代謝のうち、筋肉が占める割合は、全体の2割程度です。
骨格筋によるエネルギー代謝量は、肝臓などの他の内臓等に比べ、少ないためそれだけで劇的に脂肪が減るというのはむずかしいかもしれません。
それでも、筋肉はからだを支えたり、体温をつくり出す働きを担っており、筋肉を増やして運動を行うことで、活動時のエネルギー消費量を増やすこともできる大事な器官です。
では、具体的にどの部位を鍛えるのが効率が良いのでしょう?
一般的に、「大きな筋肉」を鍛えることが重要であり、基礎代謝量を上げるのに効率的と言われています。
「大きな筋肉」とは「大胸筋」「広背筋」「大臀筋」「太もも(大腿四頭筋&ハムストリング)」「ふくらはぎ(腓腹筋+ヒラメ筋)」のことです。
これらの中でも特に下半身の「大臀筋」「太もも(大腿四頭筋&ハムストリング)」「ふくらはぎ(腓腹筋+ヒラメ筋)」で全身の筋肉の52%を占めており、優先的に鍛えていきたい筋肉です。
そのため、「スクワット」が、脂肪燃焼に効果的ということがわかるかと思います。
しかし、そのトレーニングをする以前に、さらに大切なことがあるのをご存知でしょうか??
それは、「姿勢を整える」ということです。身体を引き締める、太りにくく痩せやすい身体を作るのに、どうして姿勢が関係しているでしょうか?
例えば、同じ体重、ウエストの太さだったとします。その場合、当たり前ですが曲がった姿勢よりもキレイな姿勢の方が見た目も良いし、より引き締まって見えます!
姿勢を整えるメリットは他にもあります。
代謝の1日の割合は「基礎代謝」が約70%、「活動代謝」が約20%、「食事代謝」が約10%と、断トツで「基礎代謝」が高いです。
この数字から、内臓を動かし基礎代謝を上げることが効率的であることがいえます。
基本的に、「基礎代謝」は自分でコントロールできません。例えば、心臓や肺の動きを意図的に止めることができる人はいないということです。
ということは、意図的に動かせる部分をしっかりと機能させるということが大切になってきます。
基礎代謝のカテゴリーの中でも、エネルギーを消費する身体の器官は、内臓38%、筋肉22%、脂肪4%、その他16%といわれています。この4割近い内臓の運動の中でも食物を運ぶ“ぜん動運動”が内臓脂肪を消費しやすいため、ここにアプローチできると、効率的に脂肪を燃やすことができるというわけです!
つまり、筋肉量を増やす以前に、姿勢を整え、内臓を正しい位置にキープして機能させ、消化、吸収を良くしておくということが大切だと言えます!(筋肉に必要な栄養素の吸収も良くないと、筋肉はつきにくくなります!)
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