家にストレッチポールがあるという方は最近多いのではないかと思います。
スタジオにもご体験で来られた方で持ってるよーとおっしゃられる方が多いです。
持っていらっしゃる方は、毎日使っていますか?
家のオブジェになっていたりしませんか?(笑)
使わなくなってしまう理由としては、効果を感じにくいというのがあると考えられます。
このストレッチポール、まず正しく使えているかどうかで効果の実感が全く変わります!
実際に持っていらっしゃる方でどう使っているか実演していただくと、
もったいない、、、と感じることが多いです 泣
持っていらっしゃる方は正しい使い方で毎日使えるように、持っていらっしゃらない方はバスタオルなど巻いたもので
代用もできますしこれから購入の可能性も踏まえて正しい使用法を知っておきましょう。
ストレッチポールの使用目的は使い方は様々ですが、今回は背骨周りの筋肉の脱力(リセットとも呼んでいます)
にフォーカスしてお話します。
人の背骨は本来緩やかなS字カーブを取っています。
このS字カーブがあることによって、重力からや床からの負担を分散し姿勢を本来あるべき状態に保てているのです。
しかし、現代では座り仕事やパソコンスマートフォンの長時間利用によって、
S字カーブが崩れやすい状況にあります。
S字カーブが崩れてしまうことによって、人は自分の姿勢を筋肉で維持しようとするため、
使いすぎの筋肉はどんどん疲労していきます。
筋肉はオモテとウラの関係にあるので、使いすぎの筋肉の反対はどんどん使われなくなっていきます。
このアンバランスにより、どっちみち筋肉は硬くなってしまうので、血流が悪くなり、
肩こりや腰痛を引き起こす原因となります。
そこで、
このストレッチポールに乗ることで、普段ずっと重力に負けないように頑張ってくれている背骨周りの筋肉を
脱力させ、本来あるべき姿勢の保ち方を作る第一歩を踏み出すことができます。
まずポールに乗って見たときにようチェックポイントが2つあります!
1つ目は、腰が浮いていませんか?
腰の後ろに手を入れたときに、隙間はありませんか?
隙間があれば、腰が反ってしまっているので脱力できず効果が激減、、
そもそも、脚を伸ばして乗っている方は腰がほぼ確実に浮きますのでまず脚を曲げる必要があります。
2つ目は、アゴが上がっていませんか?
アゴが上がってしまうことも腰反りや首の緊張に繋がるため、背骨が脱力しにくくなります、、
対策としては、まず首にタオルなどを入れてポールと腰の隙間を埋めましょう。
これで腰がつく方はそのまま乗って呼吸をゆっくりと。
まだ腰が浮いてる!という方はイスやソファに脚を乗せてしまいましょう。
そこからゆっくり呼吸をするだけでも効果があります。
乗っている時間は1分ほどでOKです。
腰がしっかりポールについているからこそ、背骨の脱力が生まれ、ストレッチポールの効果を感じ、肩こり腰痛の改善に繋がります。
お薬と同じく用法用量を正しく、効果を実感して見てください(笑)
動画で詳しくストレッチポールの使い方を紹介している記事もあるので、こちらもぜひ見てみてくださいね。
ストレッチポールの正しい使い方を動画で見る