「乾燥」が気になる季節といえば「冬」を思い浮かばれる方も多いかと思います。
たしかに1月2月は1年の間でも1番に湿度が低い季節ですので、乾燥もきつくなります。
しかし、意外と春も乾燥に気をつけた方がいいようです。
それは気温が冬に比べて高くなってきますので皮脂分泌は増えますが、湿度が低いためです。
特に、顔やヒジや膝やスネなどがカサついていたり、髪にブラシを通した時に起こる静電気も乾燥が原因の一つで引き起こされるものです。
乾燥は、筋肉の働きを低下させてたり、シワを作る原因になってしまいますので予防したいものですね。そして一番重要な理由は「血行不良が起こるから」です。
カラダの細胞はめぐりの良い血流によって、栄養を補給し、活発な新陳代謝によって生まれ変わっていきます。
血行が悪くなれば、必要な栄養が細胞に行き届かなくなり、肌細胞は栄養不足になってしまいます。
そのために、血行を促進させることが重要になってきます。
改善方法は、大きく分けて4つあります。
①保湿
②入浴
③水分補給
④運動
保湿のためにクリームを使用したり、入浴も39度程度のお湯に15分間、浸かることも血行を促しますのでおすすめです。水分補給も大切です。
水分に関しては、体重1kgに対して40ccを目安に飲み物(ノンカフェイン飲料)を摂っていただくと日常で必要な分が摂取できると言われますので、お試しください。
(体重50kgの方で2Lが目安量です)。
そしてご存知の方も多いと思いますが、運動も血行を促進させる効果があります。
大きな筋肉が付いている太ももや体幹の筋肉を使っていただいたくと、効率よく血流が促進されます。
(美脚を目指される方にもおすすめですよ!)
ご紹介するエクササイズは、3つあります。
そのうち1つは、ろっ骨の動きを引き出すエクササイズで、体幹の筋肉にもアプローチします。
無理のない範囲で、ゆったり息を吐きながらおこなってみてくださいね。
肌細胞は、約28日周期で生まれ変わる「ターンオーバー」を繰り返します。
適度な運動は、血流を促進し、身体の代謝を上げるため、ターンオーバーは正常に行なわれます。
運動不足になると、代謝が低下してターンオーバーの周期が乱れてしまうので、古い細胞(角質)がいつまでも残ってしまい、乾燥肌を引き起こしてしまいます。
コラーゲンなど、肌の弾力をキープするのに必要な成分の分泌を促す働きをするのが成長ホルモン。
このホルモンは睡眠中だけでなく、運動でも分泌を促すことができます。
軽い運動をすると、リフレッシュ効果、精神安定効果のある脳内ホルモンが分泌され、ストレス解消になり、肌トラブルの改善につながります。
お家の中でお気に入りのエクササイズをされてもいいですし、外に散歩をかねてウォーキングに行かれてもいいです!
ぜひお気軽におこなってみて下さい。