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疲れが取れない原因は口呼吸にある!?
睡眠をとったりしても疲れが取れない
気温が下がってきて、動きやすい季節になってきました!
いざ動き出そうと思っても、最近疲れがなかなか取れない。。なんて方はいらっしゃいませんか?
その原因は呼吸の状態にあるかもしれません。
普段皆さんはどのように呼吸していますか?
鼻で?口で?
実は今、口呼吸が多くなり呼吸が浅く、疲れを感じたり肩こりや頭痛などの不調、姿勢不良につながっていることが多いのです!
休養を取っても身体の疲れが取れない方は、ご自身の呼吸を確認することをお勧めします。
口呼吸の原因
原因は鼻炎などのアレルギー疾患や、柔らかいものを食べることが多い、言葉によるコミュニケーションの減少など様々ですが、最近多く見られるのは下記の二つです。
まず一つは、パソコンやスマートフォンの利用時間が長いことにより、頭部が前方に移動してしまうことが原因としてあげられます。
頭が前に出ることで舌の位置が下がり、結果口が開きやすく口呼吸につながるということです。
2つ目はストレスです。
仕事や人間関係、環境の変化によるストレスは交感神経を優位にしてしまい呼吸が浅くなりがちです。
息を吸うときにはスイッチオンの交感神経が、吐くときにはスイッチオフの副交感神経が活発になります。
ストレスで交感神経が優位になれば身体は常に戦闘モードのようになり、吸う割合が多くなります。
呼吸は文字の通り吐くことで吸えるのですが、吐けずに吸う方が強くなるため、鼻だけではなく口を使う割合も増えます。
口呼吸の身体への影響
口呼吸になることで、疲れが取れにくいだけではなく、いろんな身体への影響が出てきます。
歯並びが悪くなる、フェイスラインの変化、口臭、免疫力が下がる、いびきや無呼吸症候群になりやすい、ストレートネックなど。
それは口呼吸になることで、乾いた冷たい空気が直接入ってしまうのが大きな原因です。
反対に、鼻呼吸では、鼻に入った空気が通り道で異物を減らしたり、温め、加湿されて肺に入っていきます。
トレーニングで言えば、口呼吸による呼吸の浅さで、コアの筋肉の反応が落ち、姿勢の安定感や、息の上がり感など、トレーニングパフォーマンスにも影響が出てきます。
正しい姿勢と呼吸で口呼吸対策!
対策はとてもシンプルで、鼻呼吸を普段意識するだけ(笑)
普段歩いている時や運転する時、料理する時など何気ない時に口で息をしていないか確認して、
できるだけ口を閉じて鼻で呼吸する意識を持ちましょう。
鼻呼吸が苦しい方は肋骨をさすって呼吸しやすいコンディションを作ることをおすすめします!
また、一つプレトレーニングとして息を吐いてから鼻をつまんで息を止めてみてください。
最低20秒、理想は40秒息を止めることができれば素晴らしい!
呼吸が浅くなっている方はすぐに吸いたくなってしまいます。
呼吸が安定してきたら、さらに息を吐くトレーニングです。
カールアップと言うトレーニングがおすすめ!
①足を持ち上げて少し腰を丸めるイメージ
②片手で肋骨のポコッと出ている骨を抑えて、もう片方で頭をサポート
③息を吐いて肋骨を足の方に下げ、首を長くしたまま肩を少し浮かせる。
④そこからさらに息を吐く
余裕がある方は手を伸ばして頭の支えなしでチャレンジ!
注意ポイント
あごが上がっていないか?
首に力が入りすぎていないか?
足が下がって腰が浮いていないか?
是非お試しください!