春は、新しい出会いがあったり、新しい環境で仕事をされたり、勉強がスタートする機会が多くなる季節ですね。
気持ちも一新して新しい目標を立てられる方も多いのではないかと思います。
立てた目標は達成したいもの、そのためには集中力も必要になりますが
実は「いい姿勢」はその集中力アップにも大きな効果があると言われています。
座っている時に、頬杖ついたり、肩肘ついたり、背もたれに寄りかかって顔だけ前に出ていませんか?
こういった姿勢で日常的に過ごしていると、それだけで身体の負担が増えていきます。
歪みを生む姿勢は、バランスと保つためにそれだけで余分な筋力を使うことになります。
そのために、背骨や骨盤などの様々な部位への負担が増えて、結果的に不調に繋がる場合があります。
さらに、背中が丸くなっていると、酸素を取り込みにくくなり、脳への血流も減少して、働きが不活発になります。
その結果、集中力も減少してしまいます。
いい姿勢を心がけて仕事や勉強をすると、胸が開きやすくなり、その分、酸素を取り込むことができるようになります。
そうすることで、酸素が脳や身体に行き渡りやすくなり、集中力もアップしていきますよ。
特に姿勢に要になる骨盤の位置が後ろに傾く姿勢・・・無意識のうちについ脚を組んでしまうこと、ありませんか?
それって単なるクセではなく
実は、骨盤が本来の位置より後ろに傾いてることが原因で脚を組まないと
落ち着いて座れなくなってるの可能性もあるんです。
同じ方の脚が常に上にあったり、組み替えると違和感がある方は
片方の骨盤が後ろに傾いているのかもしれません。
一見、脚組みしているとカッコよく見えたり、キレイなお姉さんのイメージが
あるかと思いますが、実は気付きにくいカラダへの影響があるのです。
脚を組むことで、片方の脚にかなりの負荷がかかります。
そうすると、血流だけでなくリンパの流れも悪くなり、むくみや冷えを引き起こします。
カラダが冷えると代謝が悪くなりますし、むくんで老廃物が流れにくくなると
脂肪細胞とくっつきセルライトを作り出してしまいます 。
セルライトは一度できるとそのままでは燃焼しないので、美脚がどんどん遠のいていくことになりかねません。
また脚を組むと、骨盤の位置がかなり傾いていきます。
骨盤が傾くということは、周辺のリンパや血管を圧迫して、冷えやむくみを引き起こすきっかけになります。
それだけでなく便秘になったり、内臓が圧迫されて代謝の低下も招くこともあります。
骨盤が歪むと脚の筋肉を正しく使えず、無駄な筋肉がついて太ももの張り出しが強くなったり、きちんとした筋肉が使えずたるんだりと結果、下半身太りになる恐れも。
それだけでなく、背骨などの歪みにも繋がるので腰痛や肩こり、顔の歪みまで引き起こしてしまいます。
では、どんなことを心がけて座ればいいのか?
いい姿勢で座るポイントをご紹介します。
⑴イスに深く座る。
⑵背筋を伸ばして、横から見て耳の穴と肩、骨盤が一直線になるようにする。
⑶お尻のところにある骨(坐骨)を座面に当てるようにする。
⑷首は垂直にして、少しアゴを引く。
はじめは無理のない範囲でご参考になさってくださいね。
ちなみに、ずっとキープしていることが難しいなという方は座り始めに意識してもらうことから
始めてもらえたらと思います(^^)