前回のブログで、
「背中の緊張をとり、肩甲骨の動きを出すことが肩こり改善につながる」
ということを説明しました。
今日は、もう一つ大事なことをお伝えします。
それは、「呼吸」です。
呼吸も大きく肩こりに関係しています。
「肩にいつも力が入ってしまう」
「肩を揉んではみるけど全然よくならない」
「仕事中の呼吸は浅そう」
という方は、続きをぜひご覧ください。
息を吸うと肺が膨らんで酸素を取り入れて、息を吐く時は肺が縮んで二酸化炭素を吐き出します。
しかし、肺が自力で動かしているかというとそうではありません。
呼吸筋といわれる筋肉の働きにより、肺が膨らんだり縮んだりします。
<吸うとき>
<吐くとき>
呼吸のパターンには安静時呼吸と努力時呼吸があり、
普段無意識に行なっている呼吸は安静時の呼吸で、メインに活躍するのは横隔膜という筋肉です。
努力時呼吸というのは、全力ダッシュした後、肩を上げて呼吸をしているイメージです。
このときには、横隔膜だけでなく、胸の筋肉や首、肩の筋肉、背中の筋肉を総動員して呼吸をしています。
これらの筋肉は横隔膜と比較してメインではないので、呼吸補助筋と呼ばれています。
呼吸が浅い方は、この副呼吸筋を安静時呼吸で使っている可能性が高いです。
1日2万回もの呼吸をしているので、そのときに肩を上げた呼吸をしていると肩は凝りますよね。
「呼吸は浅いと思うけど、自分の呼吸がどうなっているのか分からない」という方へ
ご自身の呼吸がどうなっているかチェックしてみましょう。
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